CocoaPodsについて
iOS/Mac向けのアプリを作成する際のライブラリ管理を行います。
GitHub等からライブラリ取ってきて、自動でプロジェクトに追加してくれる便利な機能になります。
CocoaPodsのインストール
MacにはデフォルトでRubyがインストールされているので、それ前提です。
1.ruby gemを最新にする
$ sudo gem update --system
2.インストール
$ sudo gem install cocoapods
3.セットアップ
El Capitanからrootlessという概念が登場したため、root権限を持つユーザーでも以下のディレクトリにアクセスできません。Operation not permittedとエラーになります。
- /usr
- /sbin
- /System
sudo gem install -n /usr/local/bin cocoapods
cocoapodsを/usr/local/bin配下にインストールします。
CocoaPodsの利用
1.プロジェクトファイルに移動
$ cd ~/testProject
2.Podfileというファイルを作成し、編集
$ vi Podfile
Podfile
platform :ios, "6.0" pod 'AFNetworking', '~> 2.0'
プラットフォームをiOS6以上で指定します。
AFNetworkingというライブラリのバージョン2系を指定してインストール
3.指定したライブラリをインストール
$ pod install Analyzing dependencies Downloading dependencies Using AFNetworking (2.2.1) Generating Pods project Integrating client project
4.確認
実行したプロフェクトファイルにtestProject.xcworkspaceというファイルが作成されるので、こちらを実行したりする
5.他のライブラリをインストールするときは、先ほどのPodfileにライブラリを追加し、
$ pod update
を実行する。