Alexaはスマートホームで最もよく知られたサービスかもしれませんが、競合他社もゆっくりではありますが、確実に能力を向上させています。最近、マイクロソフト社のCortanaは、スマートディバイスのプロバイダーやIf This Then That(IFTTT)との互換性を発表しました。ユーザーがスマートな家庭用デバイスをどこからでも簡単に制御できるようになっています。
マイクロソフトCortanaがスマートデバイスと連携
2017年10月、Cortanaは、Samsung SmartThings、Nest、Philips Hue、Wink、Insteonなどのスマートホームプラットフォームとの統合を開始しました。そして現在、マイクロソフトのスマートアシスタントは、ecobee、Honeywell Song、Honeywell Total Connect Comfort、LIFX、TP-Link Kasa、Geeniのデバイスを使用して、対応デバイスを再構築しています。これらのスマートデバイスはすべて、Windows 10、iPhone、Android、またはHarman Kardon InvokeスピーカーのCortanaを使用して制御できます。
他のスマートホームアシスタントと同じように、Cortanaを使用することができます。
たとえば、仕事先で家の温度を設定する場合は、PCで「Cortana」をタップし、「Hey Cortana、リビングルームのサーモスタットを72度に設定する」と言うだけで、エコビー、Honeywell Lyric、またはHoneywell Total Connect Comfortサーモスタットを使用して温度を即座に調整します。または、寝室のライトを消すことを忘れている場合は、Cortanaアプリを開き、「ライトを消してください」と言うだけでライトを消す事ができます。
プラットフォームとTP-Linkのスリムスマートプラグとの統合により、スペースヒーターやヘアカーラーのようなプラグイン式デバイスを簡単にオフにすることができます。「Hey Cortana、ヒーターを切る」と言うと、TP-Linkは自動的にシャットダウンします(それに接続されているものはすべてシャットダウンします)。
Cortanaが現在IFTTTと連携しているというニュースは、さらに刺激的かもしれません。IFTTTは、幅広い専門分野のプロバイダーからの600のサービスと連携します。Cortanaチームはブログの記事で「IFTTTのサービスで使用する独自のフレーズを作成することで、体験をカスタマイズすることができます。」と述べている。
アプレットにより、1つのコマンドで複数のアクションをトリガーできます。例えば、「Hey Cortana、movie time」と言うと、スマートアシスタントはライトをオフにし、ハーモニーTVをオンに、ネストサーモスタットを適切な温度に設定します。