2018年は仮想通貨元年になるかもしれません。市場の高騰により、デジタル通貨とその採掘者とって新しい時代を迎えました。 Qarnotという名前のフランスのスタートアップは、仮想通貨の鉱山設備を兼ね備えた新しい壁掛け式ヒーターで、部屋を温めつつ、現金を生み出す新たなガジェットを提供しようとしています。
家を暖め、仮想通貨 採掘場にもなる壁掛けヒーター
ほとんどの人は最近、コンピュータは、ラップトップを使用していると思いますが、効率的な速度で、仮想通貨の発掘を行うには多くのコンピューティングパワーを使用する必要があります。 Qarnotのシステムは2つあり、一つ目は、かなりの速度で暗号解読を行うことができるコンピュータです。二つめは、発掘作業時にコンピュータが発生させる熱を利用して家、オフィス、を暖かくするものです。
Qarnotは、仮想通貨の発掘に新しい流れを生み出すものですが、その大元は当初、コンピュータとして動かす前提でしたが、2010年に、データセンターでの作業を開始し、温度を快適なレベルに保つためにコンピュータで生成された熱を利用するシステムを開発しました。このベンチャーでは、このシステムでいくつかの成功を収めており、Qarnotは最初のエンドユーザー向け製品として登場するものです。
QC-1暗号ヒーターは、Qarnotコンピューティングによって2013年にリリースされたQ.radコンピューティング・ヒーターの拡張であり、その設計、技術、そして環境への影響が国際的に評価されました。コンピューティングヒーターは、パリのチームによる5年間の開発の結果です。その特許技術は、柔らかく快適な熱を放散するように設計されており、最高級の材料、木材、アルミニウムと完全に統合されています。
各Qc1モデルは2つのAMD GPUを搭載し、ユニットへのイーサネットケーブルを差し込んでセットアップすることができます。それはEthereumやその他の設定を管理するのに役立つ無料のスマートフォンアプリと並行して機能します。
QC1には、可動部品、ハードドライブ、または他の伝統的なコンピュータ部品はありません。暖房のアスペクトは厳密に受動的なので、通常はこれらのタイプのビルドに関連する騒音はありません。
Ethereumの現在の価格に基づいて、Qarnotはユーザーが毎月約120ドルの仮想通貨 発掘を行うことができると見積もっています。各ユニットの価格は3,600ドルですが、3年ほどで回収が見込めます。