iPhoneユーザーは、米国の100以上の病院や診療所から、ヘルスアプリを通じて医療記録の一部にアクセスできるようになりました。 1月にiOS 11.3ベータ版でデビューしたヘルスアプリのHealth Recordsセクションは、今日の正式なiOS 11.3アップデートにより、すべての人が利用できるようになりました。
Healthアプリは、米国で、39の保健システムからの医療記録を表示できるように
アレルギー、病状、予防接種、検査室検査、医療手続き、バイタルなどの医療情報は、スタンフォード・メディスンやジョン・ホプキンスなどアップルと協力している39の保健システムから、iPhoneユーザーに提供される予定です。
患者に、医療記録を簡単にみれる方法を提供することで、個々の医療期間へ診察にいかずとも、自分の健康情報をiPhoneから確認できるようになります。例えばカイザーのようないくつかのヘルスケアグループは、すでに患者にモバイル機器やデスクトップから医療記録を見る方法を提供しています。 Appleのアイデアは、複数のシステムが1つのアプリにまとめられているものになります。
医療記録にすぐにアクセスできるため、患者が潜在的で、危険なミスを犯すことを防いでくれるかもしれません。例えば、体重が正しく記録できていない場合に、誤った投薬をしてしまう可能性があります。最近の調査によると、不適切に設計された電子健康記録、すなわちEHRは、医療過誤としてあつかわれる場合があります。