Adobeは、Microsoft WindowsおよびApple macOSマシン用のAdobe Photoshop CCに影響を与える可能性がある、リモートコードを実行される可能性がある2つの重大な脆弱性問題に対処するために、緊急のセキュリティアップデートをリリースしました。
Photoshop CCに重大な脆弱性問題が発覚!Adobeは緊急パッチを提供開始!まだの人は今すぐアップデートを
Adobeが先週水曜日に公開されたセキュリティ関連の通知によると、Photoshop CCソフトウェア上で、ハッカーがリモートから標的のユーザーのコンテキストに任意のコードを実行できる、2つの重大なメモリ破損系の脆弱性問題が発見されたといいます。
CVE-2018-12810およびCVE-2018-12811として識別される脆弱性は、Adobe Photoshop CC 2018バージョン19.1.5およびそれ以前の19.xバージョン、Adobe Photoshop CC 2017バージョン18.1.5およびそれ以前の18.xバージョンに影響を及ぼします。
この問題は、FortiGuard LabsのKushal Arvind Shah氏によって発見され、報告された重大なセキュリティーホールで、Adobeは、Photoshop CCバージョン19.1.6と18.1.6の緊急リリースでによって解決しているといいます。
これらのRCE脆弱性対応は、Flash Player、AcrobatおよびReader、Experience Manager、およびCreative Cloudの合計11のセキュリティー欠陥に対処するために、先週発表された2018年8月のセキュリティパッチの更新には含まれていませんでした。
新たにパッチをリリースしたRCEの脆弱性には「重篤」レベルの重大度が割り当てられていますが、優先度は3となっています。
このRCE脆弱性問題に関する詳細情報は、現在開示されていません。
この問題は、重大なセキュリティ問題となっているため、できるだけ早く、最新のセキュリティパッチをダウンロードしてインストールする必要があります。