iCloud経由でメッセージを同期設定すると、iCloudアカウントで同期したAppleデバイスから、すべての会話や関連する画像、ファイルを保存することができるようになりとても便利ですが、たくさんの画像や動画を送受信していると、メッセージアプリがiCloudのストレージ容量を浪費してしまい、デバイスが容量不足になってしまうことがあります。今回は、メッセージアプリから写真や添付ファイルをバックアップして削除し、iCloudストレージの容量をふやす方法をご紹介します。
メッセージアプリから写真や添付ファイルをバックアップする方法をご紹介する前に、まず、iOSやiPadOSでは、添付ファイルの数が多い「チャット」を見つけて削除する方法をご紹介します。
容量を多く消費しているチャットをみつけて削除する方法
- iOSかiPadOSで「設定」>「アカウント名」>「iCloud」>「ストレージの管理」>「メッセージ」と進みます。
- 「上位チャット」をタップするとチャット一覧が表示されます。
- 一覧ではでストレージ消費量が多い順にチャットがリストで表示されます。
- 左にスワイプして「削除」をタップするとそのチャットを削除することができます。
一度チャットを削除すると、iCloudに接続されているすべてのデバイスで、チャットが削除され、テキストと添付ファイルが完全に削除されてしまいますのでご注意ください。
メッセージアプリから写真や添付ファイルをバックアップする方法
iOSとiPadOSの場合
- 「メッセージ」アプリを開きます
- バックアップしたい「チャット」をタップします
- 会話の一番上にあるアバターまたは名前をタップします
- 「i」情報ボタンをタップします
- 「写真」を下にスワイプして「すべての写真を見る」をタップします
- ビューの上部にある「選択」をタップします
- バックアップしたい複数の写真を選択し、「保存」をタップします
これで選択された写真やファイルをデバイスのカメラロールに保存することができます。
macOSの場合
- 「メッセージ」アプリを開きます
- 「チャット」を選択します
- 右上隅にある「詳細」をクリックします
- 「写真」または「ファイル」タブの下で、バックアップしたい1つまたは複数の画像、ファイルを選択します
- 写真の場合は、Controlキーを押しながらクリックすると、「写真ライブラリに追加」を選択できます。「写真」と「ファイル」は、選択した項目をFinderにドラッグしてバックアップします。