Wi-Fiパスワードを家族や訪問者に口頭で伝える必要なもうなくなりました。Androidユーザーは、QRコードやNearby Share機能を使って、数回タップするだけで簡単にWi-Fiアクセスを共有できます。今回はその方法をご紹介します。
Android 10からWi-Fi設定が大幅に改善され、パスワードを共有したいユーザーが利用できるオプション機能が増えました。このバージョンのAndroidでは、非常に便利なEasy Connect機能が導入されました。これにより、Wi-Fiの認証情報が一回のスキャンで取得できるカスタムQRコードが提供されるようになっています。
その後、Android 12ではNearby Shareボタンが追加され、このEasy Connectの新しい機能を使ってNearby Shareをオンにしている他のAndroidユーザーに認証情報を送信できるようになりました。
どちらの方法も非常に速く、Wi-Fiの接続方法を説明するよりも圧倒的に便利です。また、複数のデバイスを同じネットワークに接続したいときにも時間を節約できます。この方法は、iPhoneを含むカメラを持つ他のデバイスでも利用できます。
Wi-Fiパスワードを他のデバイスと共有するには、まず自分がWi-Fi接続できている状態である必要があります。保存されたネットワークや現在接続されているネットワークには共有ボタンが用意されています。ここでは、Androidを搭載したPixelを使用して説明します。
Wi-Fiパスワードを瞬時に共有する方法
- 接続されているデバイスで設定を開きます。
- 「ネットワークとインターネット」に進みます。
- 「インターネット」を選択します。
- ヒント: ネットワークに直接アクセスするために、インターネットのクイック設定タイルを使用することもできます。
- 共有したいWi-Fiネットワークを選択します。これは現在接続されているものでも保存されているネットワークでも構いません。
- 「共有」を選択します。
- QRコードを他のデバイスに表示するか、Nearby Shareを使用するために「近く」を選択します。
コードがスキャンした後、共有された後は、受信デバイスはそのWi-Fiネットワークにすぐに接続します。これは、爆速でパスワードを共有する最も簡単な方法です。