AppleのGame Porting ToolKitはmacOSにインストールするのが少し難しいですが、今ではサードパーティのインストーラーがこのAppleのGame Porting ToolKitを非常にシンプルにインストールできるようにしています。今回は、MacにAppleのGame Porting ToolKitをインストールする方法をご紹介します。
WWDC ’23での発表
WWDC ’23で、AppleはApple Game Porting Toolkit (AGPT)を紹介しました。これは新しいSDKで、ゲーム開発者が既存のWindowsベースのDirectXゲームを翻訳レイヤーを介してMacに移植することができます。
オリジナルのインストール方法
appleが提供している方法は、macOS Terminalを使用してGame Porting ToolKitをインストールする方法でしたが、多くのユーザーにとってこのプロセスは複雑でエラーが発生しやすいものでした。
InstallAwareの新しい方法
しかし、InstallAware – 伝統的なWindowsインストーラーツールのメーカー – は、従来のmacOSインストーラーから数回のクリックでソフトウェアをインストールできるAGPTのmacOSインストーラーを作成しました。
インストールの手順
- gitソースコード制御システムがMacにインストールされていることを前提としています。そうでない場合は、git-scm.comからインストーラーを取得してgitをインストールしてください。
- InstallAwareのGitHubリポジトリからインストーラーのすべての部分を収集します。
- Terminalアプリを開き、新しいAGPTフォルダのパスを追加して、作成したフォルダにディレクトリを変更します。
- InstallAwareのAGPT GitHubページに移動して、新しいAGPTフォルダにリポジトリをクローンするためのURLをコピーします。
https://github.com/installaware/AGPT.git
- Terminalで、git cloneコマンドを使用して、AGPTリモートリポジトリをMacのドライブのAGPTフォルダにフェッチします。
“Get the installer”を使用した手順
- https://github.com/installaware/AGPTにアクセスします。
- www.installaware.com/iamp/agpt.dmg のリンクを見つけagpt.dmgをダウンロードします。
- agpt.dmgをマウントしインストーラーファイルを実行します。
- インストーラーの指示に従って、インストールするwindowsゲームファイルパスを設定、Apple’s Game Porting Toolkit .dmg などの必要なファイルをダウンロードしファイルパスを設定、オプション設定を選択し、インストールを完了します。”Checking for sudo access” ではMacのログインパスワードを入れましょう。
この記事では、Game Porting Toolkitをインストールする際のさまざまな手順やヒントを詳しく説明しました。このツールキットを使用すると、ゲーム開発者はWindowsベースのゲームをMacに簡単に移植することができます。InstallAwareのインストーラーは、Terminalでのコマンドの数がはるかに少ないため、Game Porting Toolkitのインストールを簡単にします。
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