macOS Safariでリンクのトラッキング情報を削除し、プライバシーを守る方法

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リンクをコピーして共有したいと思ったことはありませんか?しかし、そのリンクをメッセージやソーシャルメディアに貼り付けると、リンクが非常に長く、多くのトラッキング情報が含まれていることに気付くことがあります。

トラッキング情報とは何か、それはwww.example.com/story.htmlのようなリンクに続く、?utmsource=…などの情報です。これをリンク全体として貼り付けると、トラッキング情報も一緒に共有されてしまいます。

Appleは、このユーザープライバシーに対する脅威を防ぐため、Safari(Sonoma経由)にトラッキングパラメータをURLから削除する機能を追加しました。これにより、サイトやメッセージ、メールからリンクをコピーして貼り付ける際、トラッキングコンテンツを削除する手間が省けます。



トラッキング情報の削除方法

この機能を利用するには、macOS SonomaとSafariのバージョン17.0が必要です。Sonomaにアップグレードした場合のみ、Safariでこの機能を利用できます。

  1. Safariブラウザを開きます。
  2. メニューバーのSafariをクリックし、設定に進みます。
  3. 設定が開いたら、「詳細」タブをクリックします。
  4. ウィンドウの中央近くに「高度なトラッキングとフィンガープリント保護を使用」のオプションがあります。これを有効にし、ドロップダウンから「すべてのブラウズ」を選択します。

これで設定は完了です。これにより、コピーして貼り付けたURLは、関連する情報のみをコピーし、トラッキング情報は除外されます。

ただし、注意点として、この機能が100%の効果を発揮するわけではありません。テストの結果、一部のサイトではトラッキング情報が残ることが確認されています。

まとめ

Appleが提供するこの機能を利用することで、ユーザーはリンクを共有する際のプライバシーを一層守ることができます。しかし、完全なプライバシー保護のためには、ユーザー自身がURLのトラッキング情報を確認し、削除することが重要です。