今回は、新型 ポルシェ・パナメーラ で Apple CarPlay を使用する方法について詳しく解説しています。ポルシェは、新しいパナメーラ用に ポルシェ・コミュニケーション・マネジメント インフォテインメントシステムを完全に見直しました。
システム概要
このシステムは、フォルクスワーゲングループの モジュラーインフォテインメントキットII (MIB II) に基づいており、「ポルシェ・アドバンスト・コックピット」という名称が付けられています。中心となるのは、ダッシュボード中央の 12.3インチ のタッチスクリーンです。このスクリーンは指の入力に素早く反応し、アイコンを押しやすい大きさが特徴です。これはCarPlayにとって理想的な基盤と言えます。
CarPlayの画面構成
BMWと同様に、ポルシェはCarPlayに二分割画面を提供しています。左側と中央にはCarPlayメニューが表示され、右側の三分の一では、例えば、ポルシェ独自のナビゲーションマップを表示させることもできます。これにより、CarPlayのマップアプリの代わりにポルシェのナビゲーションを使用することも可能です。これにより、携帯電話契約のデータ量を節約できます。
操作方法
パナメーラでのCarPlayの操作は、 Cayman 718 や BMW 740i と同様です。大きなアイコンによりタッチスクリーンが簡単に使用でき、画面は素早く確実に反応します。また、 Siri も使用できます。Siriは、通常通り、ステアリングホイールの左側にある音声制御ボタンを長押しすることで起動します(短押しするとポルシェの音声制御が起動します)。Apple Musicの音量は、ステアリングホイール左側の音量ボタンやセンターコンソールのコントローラーで制御します。
ディスプレイの範囲
CarPlayは、前部の中央スクリーンでのみ利用可能であり、後部に設置された追加ディスプレイでは利用できません。前部でCarPlayが有効になっている場合、後部座席のディスプレイでラジオ局を設定することはできません。
まとめ
ポルシェ・パナメーラ4でのCarPlayはすぐに使いやすく、操作も簡単です。唯一の欠点は、CarPlayをワイヤレスで接続できない点 が残念です。
この記事では、ポルシェ・パナメーラ4でのApple CarPlayの使用方法を詳細に解説しました。これにより、ポルシェ・パナメーラのインフォテインメントシステムを最大限に活用することができます。