Chrome 65はMac、Windows、Linuxで使用できるようになりました。このアップデートでは、開発者が利用できるいくつかの新機能の導入と、セキュリティの向上に焦点を当てています。
Mac、Windows、Linux版Chrome 65
CSSペイントAPIを使用することで、開発者は画像リソースを参照/インクルードする代わりにブラウザで画像を描画することができます。
CSSペイントAPIを使用すると、CSSプロパティでイメージが必要なときにプログラムでイメージを生成できます。 background-imageやborder-imageのようなプロパティは通常、画像ファイルを読み込むためにurl()やlinear-gradient()のようなCSS組み込み関数で使用されます。これらを使用する代わりに、paint(myPainter)を使用してペイントワークレットを参照することができます。
Server Timing APIを使用すると、クライアントの速度とサーバーの両方をキャプチャできるため、開発者はWebアプリケーションのパフォーマンスをより正確に測定できます。
また、Googleは、Web認証APIのサポートを追加して、「ユーザーを強固に認証する目的で、Webアプリケーションによる強力な証明、暗号化された証明書の作成と使用を許可する」ようになりました。
セキュリティ面では、ブラウザはWeb上の安全な通信を行うため、TLS 1.3プロトコルのドラフト23をサポートするようになりました。最新バージョンは、より速く、より安全になります。既にGmailがサポートされています。