Dropboxは、今日、新しいNautilus MLを搭載した検索エンジンをリリースし、ユーザへこれまで以上に強力な検索機能を提供することを発表しました。 Dropboxのエンジニアリングチームはまた、Nautilus検索エンジンのアーキテクチャに関する詳細を共有しています。
Dropbox、機械学習による新しい全文検索エンジンをリリース
Dropboxは、今日のブログ記事で詳しい説明を公開し、プラットフォームで検索する際の課題をいくつか紹介しています。
Dropboxの検索には、数千億個のコンテンツが対象となり、また5億人以上の登録ユーザがいますが、ユーザーごとにパーソナライズされた検索エクスペリエンスを提供可能になるといいます。
検索の難点には、Dropboxのコンテンツの変更頻度があります。Dropboxのエンジニアリングチームは、新しいMLベースのNautilus検索エンジンの開発で4つの主な目標を持っていました。
データの規模に対応するための最高のパフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性の提供、
インテリジェントな文書ランキング機能と検索機能を実装するための基盤の提供です。
エンジニアは実験を繰り返し、ドキュメントのインデックス作成やクエリ処理パイプラインを簡単にカスタマイズできる柔軟なシステムの構築を実現しました。
また、ユーザーのコンテンツを管理するシステムと同様に、検索システムでは、これらの目標を迅速かつ確実にし、ユーザーのデータのプライバシーを保護するための強力な保護手段で提供できるようになっています。
DropboxはNautilusをシャドウモードでテストしてから、主要な検索エンジンに昇格させています。 Nautilusインフラストラクチャの詳細については、ブログ記事を参照してください。