iOS 12のスクリーンタイムには、子供がiPhoneとiPadをどのくらい使っているかを確認できるさまざまなオプションが用意されています。アクティビティを追跡したり、アプリやアプリカテゴリの時間制限を設定し、ゲームなどの使用時間を制限する事ができます。今回、特定のアプリのiPhone使用時間に制限を設定する方法をご紹介します。
iOS 12で、特定のアプリの時間制限を設定する方法
スクリーンタイムを使用してiPhoneの時間制限を設定するには、iOS 12をインストールしている必要があります。 iOS 12は、iPhone 5、iPad Air、第6世代iPod touchを含めiPhone、iPadなどで使用できます。まだiOS 12をインストールしていない場合は、[設定] – > [ソフトウェアアップデート]でアップデートしてください。
特定のアプリカテゴリに使用制限を設定
iOS 12をインストールしたiPhoneまたはiPadで、[設定]を開き、[スクリーンタイム]をタップします。
[スクリーンタイム]では、さまざまなタイプの時間制限、コンテンツ制限、およびアクティビティを確認する事ができます。
スクリーンタイムの「休止時間」では、iPhoneの使用時間に制限を設定することができます。「休止時間」は、日々のスケジュールでデバイス全体の使用を制限できます。
特定のアプリの時間制限を追加することもできます。画面の「App使用時間の制限」 ボタンをタップすると、制限を適用するアプリのカテゴリを選択する事ができます。
「制限を追加」ボタンを押すと、SNS、エンターテイメント、ゲームなどのカテゴリを選択して、インストール済みアプリをカテゴリにまとめて、カテゴリに対して設定する事ができます。
特定のアプリだけに使用制限を設定
特定のアプリだけに使用制限を設定する場合は、スクリーンタイム画面の上部のグラフをタップします。
使用制限を追加したいアプリが見つかるまで、カテゴリ内のリストをスクロールします。今回は、iPhoneとiPadでYouTubeの使用時間を制限します。
アプリ名(この場合は「YouTube」)をタップします。アプリごとの1日あたりの平均時間などの統計情報が表示されます。この画面の下部にある[制限を追加]ボタンをタップします。
時間制限を追加すると、同じiCloudアカウント上のすべてのデバイスに適用されます。この画面で[アプリケーションの編集]ボタンを押すと、さらに特定のアプリを同じ使用制限に追加できます。
ピッカーをスクロールして期間を選択すると、より細かく、毎週の曜日ごとになど、iPhoneの時間制限を選択することもできます。完了したら、右上隅にある[追加]を押します。
これで特定のアプリだけに時間制限が有効になります。

アプリ使用制限の仕組み

iPhoneの時間制限を有効にすると、オペレーティングシステムはアプリを使用している時間をバックグラウンドでカウントします。 YouTubeなどのアプリでは、SafariまたはYouTubeアプリでYouTubeウェブサイトを使用すると時間がカウントされます。
制限時間に達すると、ホーム画面がグレー表示されます。アプリを使用しようとすると、時間制限に達したことを示すフルスクリーンオーバーレイが表示されます。このパネルが表示されているときはアプリを使用できません。
制限時間を延長したい場合は、Ignore Limitボタンを押して、今日の時間制限を無効にしたり、15分を延期することもできます。